「セツナ」 

 

オルガン 賛美歌を掻き鳴らせ

今夜が僕達を包み込む前に

声が聴こえたら旅立ちの時間

それはか細くて 小さな声で 魂は帆を立てて進む 極彩色の荒波に

ゆらゆら揺れる黒波に飲み込まれない様に

月面の砂漠で見た 僕らだけの秘密基地

さあ手を取って さよなら萌え堕ちた季節よ

巡り合う言葉は空を押し上げて このまま流れてくセツナで

溜息は名も無い花を揺らした